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2016 02,01 05:24 |
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◆気になるボイスコラム◆ vol.025 2016.02.01創刊1周年特別号より
☆声にこだわりを持つ筆者がこだわってお届けします☆ このメールマガジンは昨年2月の第1週に第一号を配信しました。ですので今号でちょうど創刊一周年となります。 というわけで今回のコラムはいつもと趣向を変え、今準備を進めておりますリニューアルの概要を先行してお知らせしたいと思います。創刊一周年記念企画です。 1)発声エクセサイズについて まずもっとも肝心な発声エクセサイズについてですが、根本の考え方に変わりはありません。 発声は運動で、筋肉を鍛えて動かしやすくすれば声は良くなる、というところは同じです。運動科学的な理論に則って行うことは言うまでもありません。 具体的には、現行ではアセスメント→トライアル→プログラムメニュー→エクセサイズという流れでした。 しかしこれを実際に行うとなるとなかなか分かりにくく実施が難しかったように思います。そこでここをもっと整理します。 まず現行のアセスメントはチェック方式でしたが、ここがちょっと難しいようでした。そこでリニューアルではフローチャートでアセスメントを行えるようにします。 特にこのフローチャートでは、まず最初に筋肉に力が入りすぎている声か、筋肉に力が足りない声か、そこから分かれていくようにします。 両者ではトレーニングのやり方が全く違うためで、まず初めにそこを分けるのが大切と考えられるからです。 トライアルも複雑で実施が難しいようでした。そこで現行のトライアルは無くす予定です。そのかわりにプログラムに第一選択、第二選択のように優先度合いをつけます。 この場合にはこれを第一選択とする、効果がない場合には第二選択に切り替える、というようにフローチャートで選べていくようにします。 プログラムにはより筋力増強効果を見込める「ロング負荷ブローイング」などのテクニックを新たに加えます。 エクセサイズ実施の具体がわからない、という面もかなりありました。そこでガイドラインとなるよう実施回数などのひな形を設定した「基本セット」を用意し呈示します。 全体に難しい判断を要することなく、流れに沿って行っていけば簡単にプログラムを選べて実施できるようにしたいと思います。 2)発声エクセサイズの名称について 現行の「発声フィジカル・エクセサイズ」という名称は、運動機能の促進に重点を置くこのエクセサイズの趣旨からして別に齟齬はありません。 しかしフィジカル・エクセサイズという用語そのものがさほど一般的でなく、何を指しているのか分かりにくいという指摘もあり、もっともと思われます。 そこで名称の変更を考えていますが、フィジカルを日本語にした「運動的発声エクセサイズ」ではどうでしょう。 本当は「エクセサイズ」という言葉には練習という意味だけでなく身体運動という意味も含まれているので、重複する面もあるのですが、強調して内容を表すためにはやむをえないでしょう。 「運動的発声トレーニング」でも良いのですが、この発声エクセサイズは声の治療法としての側面もあるので、トレーニングよりはエクセサイズが適切という気がしています。 ほかに「発声運動エクセサイズ」、「運動学的発声エクセサイズ」、「発声運動科学エクセサイズ」などの案もあります。 シンプルな方が良いかと思いますが、若干まだ決めかねています。サイトにアンケート機能をつけられればアンケートを取りたいところです。 3)サイトのリニューアルについて サイトも全体に構成をリニューアルしたいと考えています。 具体的には、現行では「一般の方向け(自主練習法)」「声の専門家の方向け(指導法)」「高度な指導法を知りたい方向け」と分かれていますが、これを再編します。 まず「一般の方向け」と「声の専門家の方向け」は統合します。つまり指導法の中に自主練習法が入る、とお考えください。ただし指導法の一部は分離します。 そして「高度な指導法を知りたい方向け」は結局今に至るも公開に至りませんでしたが、ここにこれまでの指導法のうち難易度の高いものを入れます。 ここには直接講習などを行わないと実施が難しいテクニックが入ります。これまでなかなか公開できなかったのはどう表現したら良いか迷っていたためです。 結局、これをサイトで表すのは難しいので簡単な紹介程度になるでしょう。直接講習などの道筋を整備していくことになると思います。 4)メルマガについて メルマガは、トピックス・解説・コラムの3本とQAほかを掲載してきましたが、そろそろ解説は終了にしようと思います。 トピックスとコラムはそのまま継続しますが、今後のメルマガは、どうすれば声がよくなるか、という点を全体テーマとしたコンテンツで構成していきたいと考えています。 具体的にはもう少し詰めてお知らせします。 リニューアルはこのような感じを予定しています。本当はこの一周年のタイミングでリニューアルを行いたかったのですが、とても間に合いませんでした。 というかまだ一文字もhtmlを書いていません。 できるだけ早めにリニューアルを行いたいと考えておりますが、今のところいつ頃とは申し上げられません。それまで皆様気長にもうしばらくお待ちください。 PR |
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