メルマガ「発声は面白くて深い!」記事
隔週刊メルマガ「発声は面白くて深い!Let's声の筋トレ」の主要記事です 発声運動エクセサイズ研究会発行
プロフィール
HN:
渡邉 佳弘
HP:
発声運動エクセサイズ研究会
性別:
男性
職業:
言語聴覚士、学術博士
自己紹介:
発声運動エクセサイズ研究会代表
このメルマガをきっかけとして、幅広い方々に面白くて深い発声という現象に興味を持っていただければ幸いです
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2015
06,01
10:44
【解説第9回】 h起声
CATEGORY[発声ワンポイント解説]
◆発声のワンポイント解説◆ vol.009 2015.06.01号より
☆発声にまつわるわかりにくい用語・概念や発声エクセサイズのコツなど、
テーマを毎号ひとつ選んでワンポイント解説します☆
h起声とはハ行起声とも言い、発声エクセサイズをする際に「あ」「い」「う」「え」「お」ではなく、「は」「ひ」「ふ」「へ」「ほ」を用いて発声する練習法です。なにしろ発音を変えるだけですから簡便ですし、それでいて効果が出やすいので発声エクセサイズでは最もよく使われるテクニックのひとつです。声量を上げたい場合、かすれ声や喉詰め声を軽減させたい場合、発声持続時間を伸ばしたい場合などに適応があります。
h起声でなぜ効果があるかというと、例えば「は」と言うためにはまず声帯を開いて息を出さねばなりません。それが声のない息だけの「ハー」という部分になります。その後で声帯を閉じると母音の「あー」になり、先の「ハー」と滑らかに連続することによって「は」の発音になります。ただの「あー」と違うところは先に「ハー」があり、そこから滑らかに母音の「あー」に移っていくので、徐々に声帯を閉じる動きをしていることになります。声量が乏しい方、かすれ声や喉詰め声の方、発声持続時間が短い方はこの徐々に閉じる動きが難しく急に閉じてしまうとか、もしくは喉全体に力が入ってぎゅっと締めて声を出してしまっている場合が多いと思われます。最初に「ハー」ということで喉全体に力が入るのを防ぎ、滑らかに母音の「あー」に移っていくことで声帯が急に閉じることを防ぎます。これがh起声が効果的であることの原理です。
多くの場合はこれともうひとつかふたつ程度のテクニックを併用して練習すると最も効果が上がります。かなり万能な方法ですので声を変えたい場合はまずこれで練習して様子を見てみることをお薦めします。
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