メルマガ「発声は面白くて深い!」記事
隔週刊メルマガ「発声は面白くて深い!Let's声の筋トレ」の主要記事です 発声運動エクセサイズ研究会発行
プロフィール
HN:
渡邉 佳弘
HP:
発声運動エクセサイズ研究会
性別:
男性
職業:
言語聴覚士、学術博士
自己紹介:
発声運動エクセサイズ研究会代表
このメルマガをきっかけとして、幅広い方々に面白くて深い発声という現象に興味を持っていただければ幸いです
カテゴリー
声関連の話題(5)
最新声文献(96)
声本時評(5)
声のコラム(55)
発声運動エクセサイズ マニュアル(3)
声の相談室(2)
発声ワンポイント解説(24)
発声運動エクセ事例紹介(4)
QAコーナー(15)
10年後の発声トレーニング(5)
お知らせ(3)
最新記事
声関連の話題 2018年1-3月
(04/02)
【055】喋るプロと歌うプロでは、喋るプロに声の不調が多い
(04/02)
声本時評「サピエンス全史 上巻」
(04/02)
【コラムその55】発声運動エクセサイズ バージョン2へアップデート
(04/02)
声関連の話題 2017年11-12月
(01/08)
アーカイブ
2018年04月(4)
2018年01月(4)
2017年11月(4)
2017年10月(4)
2017年09月(4)
2017年02月(4)
2017年01月(4)
2016年12月(4)
リンク
管理画面
新しい記事を書く
メルマガ購読フォーム
メルマガ購読希望の方はメールアドレスを入力して下さい
メルマガ購読・解除
発声は面白くて深い!Let's声の筋トレ
購読
解除
読者購読規約
>>
バックナンバー
powered by
まぐまぐ!
RSS
RSS 0.91
RSS 1.0
RSS 2.0
P R
忍者カウンター
2025
04,02
18:31
[PR]
CATEGORY[]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
2015
12,07
06:20
【解説第21回】舌と声の関係
CATEGORY[発声ワンポイント解説]
◆発声のワンポイント解説◆ vol.021 2015.12.07号より
☆発声にまつわるわかりにくい用語・概念や発声エクセサイズのコツなど、 テーマを毎号ひとつ選んでワンポイント解説します☆
舌と声は一見関連なさそうにみえますが、実は舌の状態は声にかなり影響します。 そもそも舌を動かす神経と喉頭周辺の筋肉を動かす神経は解剖学的に非常に密接な関係にあり、舌が過緊張な状態にあると喉頭周辺の筋肉も過緊張になりやすい傾向にあります。
喉頭周辺の筋肉が過緊張になると、喉頭の上下運動などが妨げられますので、声の高さ調節などがやりにくくなることが想定されます。
また喉頭周辺の筋肉が過緊張であると、つられて内喉頭筋にまで過緊張が及ぶことがありえます。そうなるとかすれ声の気息声や喉詰め声の努力声が起こることになります。
さらに舌を動かす筋肉には内舌筋と外舌筋という2つの筋肉があります。 内舌筋は舌の中にあり舌を形作っていますが、外舌筋は舌の根元から下あごにかけて伸びています。つまり外舌筋は喉頭のすぐ上にあるといえるでしょう。
この外舌筋が過緊張であった場合に舌全体の位置が下降してしまうことがあります。下降の方向によって影響は異なりますが、もっともありそうなのは声道を狭窄させることです。 声道が狭窄すると声はこもり、声量も小さくなってしまいます。
また舌全体の下降が喉頭の上下運動を妨げることもあります。その場合はやはり声の高さ調節がやりにくくなります。
さらに舌全体の下降が顕著な場合には喉頭全体を圧迫することもあります。 そうなると発声そのものがやりにくくなり、声量低下や高さ調節困難・努力声など過緊張発声全般の特徴がみられるようになるでしょう。
このように舌の状態は声にかなり影響を及ぼします。そのため声のトレーニングに際しては舌の形や舌の動きのチェックは欠かせない、といえるでしょう。
PR
<<
【021-2】高齢者の声帯萎縮に発声機能エクセサイズが有効
|
HOME
|
【コラムその21】 なぜ発声研究を始めたか(後篇)◇声の裏話
>>
<<
【021-2】高齢者の声帯萎縮に発声機能エクセサイズが有効
|
HOME
|
【コラムその21】 なぜ発声研究を始めたか(後篇)◇声の裏話
>>
忍者ブログ
[PR]