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2015 03,01 15:52 |
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◆声のなんでもQA◆ vol.003 2015.03.02号より
☆お寄せいただいたご質問にすべてお答えします メルマガ購読者であればどなたでもどんな質問でもOKです☆ 【Q】発声フィジ・エクセは嚥下障害にも効くのでしょうか? 【A】発声には直接関連しませんがお答えします。一連の声量増加エクセサイズは誤嚥した際の咳嗽力強化に役立ちます。おそらくこれが最も嚥下障害に効果を発揮できるプログラムと思います。特に負荷ブローイングが有用でしょう。また気息声の軽減は誤嚥物の声門下への流入の防止および嚥下圧向上に役立ちます。 さて次には、喉頭筋ストレッチによる喉頭周辺の過緊張軽減が舌骨上筋群の収縮不足による喉頭挙上不全に効くことが期待されます。これは実例としては経験していますが、まだどの程度効くのかは確かめられていません。ただしこの場合はおそらく過緊張発声もありますので、発声エクセサイズと併用しながらになるでしょう。 もうひとつ咽頭収縮筋の収縮不足による咽頭クリアランスの低下に咽頭筋ストレッチが効くことが期待されますが、残念ながらこれはまだ成果は出ていません。試してはみていますが、今のところこれの効果は発声に限られています。 その他の嚥下障害の原因、嚥下反射生起遅延や輪状咽頭筋弛緩不全などに効果のありそうなテクニックは発声フィジ・エクセにはたぶんありません。大体こんなところと思われます。よろしければ用いてみて下さい。 PR |
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