2024 11,23 06:39 |
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2015 12,07 06:25 |
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◆発声&運動トレーニングトピックス◆ vol.021 2015.12.07号より
☆発声や運動トレーニングに関する最新の知見や気になるトピックスをご紹介します 「Natural Voice Use in Patients With Voice Disorders and Vocally Healthy Speakers Based on 2 Days Voice Accumulator Information From a Database」 Maria Södersten, Gláucia Laís Salomão, Anita McAllister, ほか Division of Speech-Language Pathology, Department of Clinical Science, Intervention and Technology, Karolinska Institutet, Stockholm, Sweden ほか Journal of Voice Vol 29, Issue 5, 2015, p646.e1-646.e9 自然な状況での音声使用の基準とするために、20名の声に問題を持つ患者と10名の健常者の声を2日間モニターし、基本周波数・発声時間・音声の音圧レベル・背景雑音レベルを記録・分析したという研究。 結果、平均F0と声の音圧レベルは実験室のデータよりも高値だったとのこと。やはりこのような自然状況のデータは必要、と著者らは結んでいます。 平均F0と声の音圧レベルが高値ということは、自然な場面では声は高く大きくなりやすいということです。 人工的な環境と差があることは充分ありうることですが、これまでの技術ではデータの集積に制限がありました。 スウェーデンの研究者の報告ですが、モニターされたデータは中央データベースに遠隔アップロードされる仕組みとのこと。 その合計は計682時間分にも及んだそうです。IT機器の進歩でどんどんこのようなことが可能になってくることでしょう。データの集積が楽しみです。 PR |
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