2024 11,23 06:29 |
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2015 12,21 05:22 |
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◆声のなんでもQA◆ vol.022 2015.12.21号より
☆お寄せいただいたご質問にすべてお答えします メルマガ購読者であればどなたでもどんな質問でもOKです☆ 【Q】 上級者になると腹式発声をお腹をへこませずにできると聞きましたが、これはどうなっているのでしょうか? 【A】 腹式呼吸は肺の真下にある横隔膜を収縮させて肺を押し上げ容積を縮めることにより息を出す呼吸法です。 従って正式にはこの呼吸法は横隔膜呼吸と言われています。これを使って声を出すと腹式発声になるわけです。 ところが横隔膜を収縮させるといっても普通はどうやっていいか分かりません。 そこで腹式呼吸を分かりやすく習得するために腹筋を使ってお腹をへこませる、という方法を一般的に使います。 腹筋が収縮するとお腹がへこみます。そうなると風船を押した時のようなものですから、どこかに空気が逃げようとします。 その空気が横隔膜を押し、結果、横隔膜が収縮したのと同じように肺を押し上げて容積を縮め息を出すわけです。 従って腹筋の収縮は横隔膜の収縮とイコールではありません。横隔膜が収縮していなくても腹式発声はできる理屈です。 いわば擬似的に横隔膜呼吸をしているといえるでしょう。ですので本当に横隔膜呼吸で発声をするなら腹筋は関係なく、横隔膜だけが上がることになります。 これで声を出せば、お腹をへこませずに腹式発声をしている状態、ということになります。 ■QAコーナーへのご質問もお待ちしております。 → http://physiexvoice.client.jp/mail.html PR |
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