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2016 12,05 05:14 |
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◆発声&運動トレーニングトピックス◆ vol.045 2016.12.05号 より
☆発声や運動トレーニングに関する最新の知見や気になるトピックスをご紹介します 「Voice Training and Therapy With a Semi-Occluded Vocal Tract: Rationale and Scientific Underpinnings」 Ingo R. Titze The University of Iowa, Iowa City, and National Center for Voice and Speech, The Denver Center for the Performing Arts, Denver, CO Journal of Speech, Language, and Hearing Research, November Vol. 49, 2016, 448-459. コンピュータ・シミュレーションで44種の声道・声帯のモデルを設定、 リップトリル・舌トリル・ハミング・チューブ発声法などの声道半閉塞法を行なった際の声道の形状や圧を計算した、という研究。 結果、口唇付近での半閉塞は声門上部と喉頭の圧を上昇させ声道の径を高くし、声帯を内転し喉頭を狭窄させるので発声が効率的・経済的になったとのこと。 これらから声道半閉塞法は声門圧・抵抗を声道圧・抵抗と一致させる効果があるのではないか、と著者らは結論づけています。 リップトリル・舌トリル・ハミング・チューブ発声法などの方法は声道を広げる効果があるといわれています。 これはそれをコンピュータ・シミュレーションで検証した研究、なかなか面白いと思います。 ただ、発声というのは動作パターンですので、初期設定だけでは決まらないと思います。 例えば発声していると徐々に緊張が高まって声道の広さが変わってしまうケースなど。このあたりの変数も加味した結果を知りたいですね。 PR |
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