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2018 01,08 11:35 |
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◆最新声文献 vol.054より
「Prevalence and Occupation of Patients Presenting With Dysphonia in the United States」 Michael S. Benninger, Chantal E. Holy, Paul C. Brysonほか Journal of Voice September Vol 31 Issue 5, 2017, p594-600 2008〜2012年の1億4,670万人分のデータベースを解析、 アメリカ合衆国における発声障害の有病率を推定した、という研究。 結果、急性喉頭炎は人口の1.3%〜1.7%。 喉頭の悪性腫瘍は高齢者で多かった。 急性喉頭炎は若者に多かった。 喉頭の良性腫瘍はサービス業で多く一般の2.6倍。 喉頭の悪性腫瘍は製造業で多く一般の1.4倍。 喉頭疾患は年齢や職業と関連が深い、 というのがその結論。 ごもっとも。 率直いえば、そんな感想です。 長生きすれば、がんは自然にできてくる。 高齢者に多いのは当然かなあ。 声を無理に使うと起こる急性喉頭炎。 若者は無茶するから多そうです。 腫瘍は声の使いすぎでも起こりやすい。 サービス業はなるほどという感じ。 ただ製造業はわかりません。 機械音が騒がしいとか? ま、とりあえず、 こういうビッグデータ解析はもっともっと進むでしょう。 これから、いろんなことが明らかになっていくと思います。 PR |
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