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2017 09,04 07:22 |
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「 最高の声を手に入れるボイストレーニング フースラーメソード入門<DVD付>」
武田梵声 著 ¥1,944(税込) 2017.02 刊 第1章 間違いだらけのボイストレーニング 第2章 はじめてのフースラーメソード 第3章 フースラー式・かんたんボイストレーニング入門 第4章 歌が上手になるボイストレーニング 第5章 話し声・話し方を鍛えるボイストレーニング 第6章 真ミックスボイスを身につける 第7章 身体性とメンタルを整える 西洋式の発声法、ベル・カント唱法。 ところが定義が曖昧で、いろんな人がいろんなことを言ってます。 「フースラーメソード」は、フレデリック・フースラーが唱えたベル・カント唱法。 まあとにかく、ボヤンと抽象的にやってた発声トレーニング法を、 科学的なものに近づけた、 そう思っとけばいいでしょう。 ただしベル・カントの練習法は、「アンザッツ」っていう7つの声パターン、 これをマネるってやり方になってます。 この本の特徴は、そのフースラーメソードを現代風にアレンジしたところ。 どの辺が現代風かというと、筋肉名をポップにしちゃってます。 声門閉鎖筋を「閉鎖くん」、声門開大筋を「開大くん」、喉頭挙上筋を「ケンスイ四郎くん」 なんて名づけてます。 「ケンスイくんを徹底的に鍛えよう」とか書いてある。 もうひとつ、7つのアンザッツの声パターン、 「バカ殿のマネをしよう」「大げさに淡谷のり子のマネをしよう」って感じで、 現代の日本人に沿ったイメージに置き換えてます。 いやいや、ちゃんと大まじめな本ですよ。 分かりやすくって考えた結果こうなったってことでしょう。 気持ちはわかりますけどねえ。ただ方向性が。 筋肉名をポップにしても、言うほど分かりやすくはない気がします。 しかも「閉鎖くん」って大してポップじゃないですし。 あと淡谷のり子とか、イメージ例がちょっと古い気が。 そして、そうまでして喉の構造を解説しても、 結局トレーニング法が声マネ、つまりイメージトレーニングでは・・・。 うまくイメージできない人、マネが成功しない人は、 どうしたらいいんでしょう? そういう人にも差し伸べられる手が欲しいですよねえ。 PR |
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