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2014 12,18 14:31 |
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◆気になるボイスコラム◆ vol.001 2015.02.02号より
☆声にこだわりを持つ筆者がこだわってお届けします☆ 【コラムその1】お年寄りの声が気になる ◇声の健康◇ お年寄りの声が気になります。 電話やラジオなど話し手が見えない状態で声を聞いた時、これは若い人の声だな、この人は年齢が高そうだな、とだいたいの想像はつきますね。言葉が不明瞭で入れ歯が合ってなさそうとか、話し方がゆっくりだからとかいうことでもわかりますが、そのあたりを除いて単なる「えーと」「はあ」などの声だけでも、年齢って結構想像できるものです。 お年寄りの声はなにが違うんでしょうか? 皆さんもだいたいお分かりと思いますが、お年寄りの声はかすれてるとか、ガラガラしてるとか、声が全体に低いといった感じになりやすいようです。それを私たちは経験から知っていて、そのような声を聴くと「お年寄りかな?」と思ったりするわけです。 芝居などでお年寄りの声をマネしたいなら、低くかすれた声を出すとそれらしく聞こえます。 さて、ではなぜお年寄りはそのような声になるのでしょう? 声を出すときにはまず喉にある声帯という左右対称の門みたいな器官がピッタリ閉じます。そしてその隙間を息が通ってその勢いで声帯が振動すると音が出て声になります。声がかすれるのは声帯に隙間が開いてしまっているためです。なぜ隙間が開くかというと、年をとると顔にしわがよるように声帯にもしわがよります。それで隙間ができるんですね。声が低くなるのは皮膚がたるむように声帯もたるむため。ゆるんで音が低くなるのは弦楽器と同じです。ガラガラするのは声帯がたるんで出にくくなっている声を無理に出そうとするためといったところでしょうか。他にホルモンとかありますが、だいたいこんなことが考えられます。 では声の老化を防ぎ、若々しい声でいることはできるでしょうか。 理論的にはできると思います。今いろんなアンチエイジング法がありますね。小じわを防ぐなんてのもよく耳にします。あれが使えそうです。要はストレッチです。ストレッチでたるみを防ぎ、張りのある声帯を維持する。声帯は直接マッサージやストレッチはできませんが、高い声低い声を繰り返し出すことによりそれと同じことができます。リンクの「嗄声・過緊張発声の解消:ピッチ変化による声帯ストレッチ」http://physiexvoice.client.jp/kaisetsu24.html を見ていただけると良いでしょう。 でも本当にそれでうまく行くかどうかはわかりません。声のアンチエイジングの研究も一部でなされているようですが、まだ途上です。お年寄りでも、声がかすれたりガラガラしていない、若々しい声の人がいますが、そんな方たちはどんな生活をしているのか? 普段どんな風に声を使っているのか?どんな習慣を持っているのか? 根掘り葉ほり訊きたくなってうずうずしまいます。そんなお年寄りの声がとっても気になります。 PR |
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