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2018 01,08 11:14 |
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◆声のコラム vol.054より
テレビ朝日 関ジャム 完全燃SHOW 2017年12月10日放送 「アーティストを後ろで支えるコーラスの秘密!」 この番組、昨年春ぐらいから気になり始めましたが、 「耳に残る曲とコードは関係してるの?」とか、 「ミュージカルはどうして独特な歌い方をするの?」とか、 「アレンジ(編曲)ってそもそも何をやってるの?」とか、 音にまつわる根本的なところを、 エンタメ的に教えてくれて、 とっても面白いです。 これは、アーティストの後ろで歌っている「コーラス」に注目した回。 今井マサキさんという方が出ていらっしゃいました。 松任谷由実や吉田拓郎などのコーラスを務めておられるとか。 今井さんによると、 アーティストには声の軸があり、 軸が前の人、 軸が後ろの人、 軸が前だけど奥も深い人などがいて、 それぞれに個性を見極め、 それに合うようにバックコーラスを当てる、 のだそうです。 これなんのことでしょうね? はい、軸が前っていうのは、 声道を狭くした発声法です。 ホースの口を絞ると水が勢いよくでるでしょ? 声も同じです。 メガフォンみたいな感じですね。 この声は遠くまで届くので、 前ってイメージになるでしょうね。 あと声道が狭くなると、 声が加工されて独特の声になります。 郷ひろみさんとか。 背景から浮き立つ声なので、 前に出てるってイメージになる気がします。 反対の、軸が後ろっていうのは、 声道を広くした発声法です。 R&Bに多いそうです。 声道の反響で倍音が増幅されて、 響きが強まるので、 音が広く深く聴こえます。 相対的にいうと、後ろってイメージでしょうか。 軸が前だけど奥も深いってのは、 例えば、 咽頭腔あたりの空間は広くして 声は反響させてるんだけど、 舌は平たくして口腔を狭くして、 音を加工している、 って感じにすると、 できあがります。 番組では久保田利伸さんが例に上がってました。 で、バックコーラスですが、 軸が前のメインボーカルのときには、 バックコーラスの軸は後ろにする、 みたいに配慮するそうです。 メインボーカルの声に干渉しないように。 バックが目立っちゃしょうがないですから、 当然なんでしょうが。 それにしても声を空間イメージで表す方、 結構いらっしゃいます。 声は目に見えないので、 なんとか理解しやすく表現できないか、 って模索した結果なんでしょうね。 惜しむらくは、 人によってニュアンスが結講違うこと。 イメージなのでしょうがないですが、 なんとか声質を表現できる方法はないかって こういうの聴くと思いますねえ。 PR |
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