2024 11,23 06:14 |
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2016 01,18 04:11 |
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◆発声のワンポイント解説◆ vol.024 2015.01.18号より
☆発声にまつわるわかりにくい用語・概念や発声エクセサイズのコツなど、 テーマを毎号ひとつ選んでワンポイント解説します☆ DAF(Delayed Auditory Feedback)/遅延聴覚フィードバックとは音響機器を用いて自分の声を一定時間遅らせて再び自分の耳に聞かせることを言います。 吃音者がこれを用いると吃音の軽減がみられることから、吃音の治療法として使われてきました。 ところが非吃音者がDAFを使用すると、発話速度が低下する、流暢性が損なわれる、声の高さが高くなるといった現象と共に、声の大きさが大きくなるという効果がみられます。 このDAF効果を利用すると声量を上げるトレーニングを無理なく行えます。 声が大きくなるということはそれだけ呼気筋または喉頭筋に力を入れ収縮させていることになります。 普段よりも余計に力を入れることにより筋力が鍛えられることになります。意図せずに筋力トレーニングを行なっているような効果を得られます。 DAFを実施するにはスマートフォンのアプリを利用するのが最も手っ取り早いでしょう。 現在「DAF assistant」というDAFができるアプリがリリースされています。iPhone・Androidいずれのバージョンもあります。 ヘッドセットを用意し、潜時は130ms程度、音量は大きめにして試してみましょう。文章を音読してもらうなどして声量が上がっていれば適応があります。 これを使っての音読や会話を一回10分程度、週3〜4回を3週間以上続けると効果が定着してきます。 DAFについて興味のある方はリンク先の文献をご参照ください。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjlp1960/37/2/37_2_190/_pdf PR |
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