長い管をくわえながら発声させると声が良くなるというチューブ発声法と、割とよく使われる発声機能エクセサイズ vocal function exercise を群比較して効果の差を調査した研究。結果、チューブ発声法は特に劣った成績ではなかったというもの。なかなか効果研究の報告がなく今ひとつ広まらないチューブ発声法ですが、おそらく良くなる仕組みがはっきりしていないことがマイナーな原因のひとつでしょう。イメージトレーニングの一種のような気もしますが、方法としては簡便なので、これで少しやってみようという人が増えるかもしれません。