2024 11,23 06:24 |
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
|
2016 06,19 09:00 |
|
◆発声&運動トレーニングトピックス◆ vol.034 2016.06.20号より
☆発声や運動トレーニングに関する最新の知見や気になるトピックスをご紹介します 「Prevalence of Vocal Tract Discomfort in the Flemish Population Without Self-Perceived Voice Disorders」 Anke Luyten, Laura Bruneel, Iris Meerschman, ほか Department of Speech, Language and Hearing Sciences, Ghent University, Belgiu Journal of Voice Vol 30, Issue 3, 2016, p308-314 333名の音声障害の自覚のないフランドル人の声道不快感(VTD)をVTDスケールで調査、VHI、その他を調査した、という研究。 結果、乾燥(70%)、くすぐり感(62%)、喉のしこり(54%)が最も頻繁に発生する症状で、VTDを1つ以上示した症例は88%に登った、とのこと。 VTDの有病率はフランドル人集団において比較的高く、発声による負荷はVTDの頻度と重症度に影響を与えているように思われる。とのことでした。 通常声の問題というと声量とか声質とか声そのものについてしか注目されないのですが、くすぐり感や喉のしこりという声道不快感にも注目すべきでないか、ということを示唆してくれる文献です。 これら声道不快感が声とどう関わってくるのか、声道不快感を解消すれば声の問題にも影響するのか、このあたりはこれからでしょう。 PR |
|
忍者ブログ [PR] |