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2016 08,15 07:20 |
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◆発声&運動トレーニングトピックス◆ vol.038 2016.08.15号より
☆発声や運動トレーニングに関する最新の知見や気になるトピックスをご紹介します☆ 「Motor-Learning-Based Adjustment of Ambulatory Feedback on Vocal Loudness for Patients With Parkinson's Disease」 Joakim Gustafsson, Sten Ternström, Maria Södersten, ほか Division of Speech and Language Pathology, Department of Clinical Sciences, Intervention and Technology, Karolinska Institutet, Stockholm, Sweden Journal of Voice Vol 30, Issue 4, 2016, p407-415 ポータブル音声集積器「VoxLog」を用い、20名のパーキンソン病患者の会話音声に6種類のバイオフィードバックがどのように影響するか調査した研究。 結果、潜時500msにすると平均3dB声量が上がったとのこと。パーキンソン病患者へのバイオフィードバックには最適な設定が必要と著者らは結んでいます。 これは本人の声を装置が拾って少し遅れて声を聴かせる方法で声量増加を図ったという研究です。これを遅延聴覚フィードバック(DAF)といいます。 発声運動エクセサイズでも推奨している方法です。潜時とは音を流すまでの空白時間のこと。潜時500msというのは通常言われる数字よりかなり遅めですが、どうなんでしょう。 私の経験では声量増加効果は5〜10dBぐらいですが、効かない人もいるので平均3dBぐらいになったのかもしれません。 PR |
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