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2016 09,19 18:40 |
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◆発声&運動トレーニングトピックス◆ vol.040 2016.09.19号より
☆発声や運動トレーニングに関する最新の知見や気になるトピックスをご紹介します 「The Development of Conversation Training Therapy: A Concept Paper」 Jackie Gartner-Schmidt, Shirley Gherson, Edie R. Hapner, ほか Department of Otolaryngology, University of Pittsburgh Voice Center, University of Pittsburgh Medical Center, Pittsburgh, Pennsylvaniay ほか Journal of Voice Vol 30, Issue 5, 2016, p563-573 伝統的な発声治療とは全く異なる会話トレーニング療法 (CTT)の開発に関する文献的考察。 CTTとは、運動学習理論に基づいて、患者主導で会話を行う中で声の改善を目指す新たな治療法とのこと。 クリアな発声、聴覚-運動感覚の自覚化、信頼関係の構築、誤り練習、基礎的ジェスチャートレーニング、韻律、の6つの要素からなる革新的方法と著者らは述べています。 通常の発声トレーニングは母音あたりから練習を始め、徐々にいろいろ長いフレーズの発声練習に進んでいきます。 しかし一方、こういう作られた場面、あるいは限られたフレーズでの練習は自然な会話とは違うので、これでいくら練習しても意味がない、という批判もあります。 このような論争は発声治療だけでなく、失語症や発達障害、吃音などの分野でも同じようにあり、それぞれ会話中心療法と段階的療法として体系化されています。 これまで発声分野で会話中心療法は目立たなかったのですが、今後広まってくる可能性があるかもしれません。 PR |
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