2024 11,23 06:06 |
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2016 10,09 07:48 |
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◆発声&運動トレーニングトピックス◆ vol.041 2016.10.03号 より
☆発声や運動トレーニングに関する最新の知見や気になるトピックスをご紹介します 「Effectiveness of Chewing Technique on the Phonation of Female Speech-Language Pathology Students: A Pilot Study 」 Iris Meerschman, Evelien D'haeseleer, Elien De Cock, Heidi Neyens, Sofie Claeys, Kristiane Van Lierde Department of Speech, Language and Hearing Sciences, Ghent University, Ghent, Belgiu Journal of Voice Vol 30, Issue 5, 2016, p574-578 27名の言語聴覚学科の女子学生を、咀嚼法18週間練習群と対照群に分け、前後で空気力学的検査、音響解析、発声障害重症度指数などを測定した研究。 結果、声の高さの揺らぎの減少、基本周波数の増加、音声レンジプロフィールの著しい拡大などがみられたが、声の大きさの揺らぎや最大発声持続時間(MPT)は変わらなかったとのこと。 パイロット研究ながら咀嚼法は声を改善できることが示唆された、と著者らは結んでいます。 咀嚼法は口をもぐもぐさせながら発声練習する方法です。こうすると余分な力が入らずリラックスするので声が良くなるという理屈ですが、あまり用いられた例は聞きません。 声の配置法的な意味合いもだいぶ混じってそうです。 咀嚼法の効果を検証してみようという発想で、とりあえず一定の効果はあるようですが、やっぱり他の方法との比較をみてみたいですね。 PR |
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