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2017 11,14 06:49 |
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◆最新声文献 vol.053より
「Comparison of Voice Handicap Index Scores Between Female Students of Speech Therapy and Other Health Professions」 Dionysios Tafiadis, Spyridon K. Chronopoulos, Vassiliki Siafaka ほか Department of Speech & Language Therapy, Technological Educational Institute of Epirus, Ioannina, Greece ほか Journal of Voice September Vol 31 Issue 5, 2017, p583-588 18歳から31歳のギリシャの言語聴覚士学校の女子学生100名と、 健康関連分野の女子学生100名のVHIを比較した研究。 喉頭・呼吸器系疾患等の既往歴がないことが条件です。 結果、言語聴覚士学校の学生は有意にVHIの点数が高かった、 おそらく言語聴覚士学校の学生は声を使う機会が多く、 それで点が高くなったのかなあ、ってのが著者らの結論。 VHIは自分の声をどう思うか、というアンケート。 VHIの点が高いってのは、 将来、音声疾患になる確率が高いってこと。 言語聴覚士学校の女子学生は、 声の衛生プログラムを遵守しなさいよ、 って著者らは言ってます。 そうですねえ。 個人的な経験ですが、 割と言語聴覚士学校には、 コミュニケーションにコンプレックスを持っている学生が集まりやすい、 そんな気がしています。 コンプレックスがあるから、声やコミュニケーションに興味を持つ。 それはそれでいいと思うんですけど、 そんな学生だとVHIは、高くなりますよねえ。 実はそんな要因があるのかも。 あと講義で声に注目しろって言われるから、 必要以上に声に敏感になっっちゃった、ってのもありえます。 声を使う機会が多いってのはどうかなあ。 この辺、音響データも欲しいですよねえ。 PR |
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