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2015 05,18 09:03 |
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◆発声&運動トレーニングトピックス◆ vol.008 2015.05.18号より
☆発声や運動トレーニングに関する最新の知見や気になるトピックスをご紹介します web R25「40男は加圧トレーニングでダイエットも効率的に」2015.04.04 加圧トレーニングとは、腕や脚の付け根などに専用のベルトを巻いて血流を制限しながら行うトレーニングのことです。こうすることで軽い負荷運動でも筋は疲労しやすくなり、長く強い負荷をかけ続けたのと同じ効果がみられることになります。 これの良いところは運動時の負荷が軽くてOKというところですね。筋肉を鍛えるには強い負荷をかけたトレーニングを行うことが必要ですが、強い負荷は筋以外にも負担を及ぼして骨を痛めたり腱に炎症を起こしたりというような危険を伴います。軽い負荷ならそれらの危険を避けることができるという訳です。ただ血流を制限するので専門のトレーナーなどに指導を仰ぐ必要があります。自分でやるならこれと類似した方法である「スロトレ」が良いでしょう。004-1で紹介しましたのでご参照下さい。 PR |
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2015 05,18 09:00 |
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◆発声&運動トレーニングトピックス◆ vol.008 2015.05.18号より
☆発声や運動トレーニングに関する最新の知見や気になるトピックスをご紹介します☆ 「Teachers' Voice Disorders and Loss of Work Ability: A Case-Control Study」 Susana Pimentel Pinto Giannini, Maria do Rosário Dias de Oliveira Latorre, Frida Marina Fischer, ほか Journal of Voice Vol 29, Issue 2, 2015, P209–217 ブラジル・サンパウロの耳鼻科で嗄声などで発声に問題ありと診断された教師とそれ以外の教師にアンケートを取って比較したところ、両者では仕事の継続時間に明らかな差があったとの報告です。 学校の先生は仕事上どうしても無理に大きな声を出さねばならなかったりするので、嗄声などの問題が起こってしまうケースがよくあります。続けるとどんどん声が出なくなってしまうので休まざるを得ないのでしょう。放っておくと本人にとっても学校側にとっても損失は大きくなるばかりですので、早めに治療なり発声トレーニングなり受けることが大切でしょう。 |
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2015 05,04 06:07 |
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◆発声&運動トレーニングトピックス◆ vol.007 2015.05.04号より
☆発声や運動トレーニングに関する最新の知見や気になるトピックスをご紹介します☆ 「RIZAPの健康コーポ:今期純利益3倍へ、東証上場準備も」 - Bloomberg 2015/04/16 ライザップは専任のトレーナーがつき、完全プライベートレッスンで週2回2ヶ月みっちりトレーニングすることで、驚きの肉体改造を実現する、というので評判のトレーニングジムです。 ムキムキになった香取慎吾さんのCMは有名ですよね。トレーニングの原理はVol.005で紹介した吉川メソッドを基本としているようです。さらにこのライザップは食事メニューまで報告させ管理するシステムになっているとのこと。ここまで徹底して実践すれば驚きの効果も頷けます。費用は2ヶ月で30万円以上とのことで、価格面も驚きです。 |
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2015 05,04 06:05 |
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◆発声&運動トレーニングトピックス◆ vol.007 2015.05.04号より
☆発声や運動トレーニングに関する最新の知見や気になるトピックスをご紹介します☆ 川村 直子ほか「Vocal Function Exercise(VFE)の訓練効果に影響を及ぼす要因」 音声言語医学 55卷2号、2014、p137-145 VFEとは、発声持続練習・音階上昇練習・音階下降練習・特定の高さでの発声持続練習を2回ずつ毎日2回、6~8週継続して行うことで呼吸・発声・共鳴の調整能力を高めるという包括的発声練習法です。綿密にプログラム化されていることが特徴です。今回は11例を原法群とプログラムの順番を変えた群に分けてエクセサイズを実施し、効果の違いをみたという研究。結果、プログラムの順序を変えても発声持続の上昇はみられたが、声域の拡大は原法通りの方が早く効果が出たとのことです。 VFEのような包括的発声練習法はプログラムのどの部分がどこに利いているのか非常に分かりにくいので、なかなか一部を可変しようと思ってもうまく行きにくいと思います。それでも原法が改良の余地のない最良の方法という保証はないので、果敢にアップデートに挑戦していくしかないと思います。 |
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2015 04,20 06:06 |
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◆発声&運動トレーニングトピックス◆ vol.006 2015.04.20号より
☆発声や運動トレーニングに関する最新の知見や気になるトピックスをご紹介します☆ リンク→ 月刊スポーツメディスン2015年2・3月合併号「特集 TABATAトレーニング」 TABATAトレーニングとは立命館大学スポーツ健康科学部の田畑泉学部長の考案によるトレーニング法です。開始前に簡単なウォームアップをしてから本番の運動を20秒、休息10秒をワンセットとし、それを8回繰り返し合計1日4分。理想は週2~3回実施というもの。これで1時間相当の運動量になるそうです。運動は腕立てでもダッシュでも何でも良いのですが、ただひとつ、その際には最大限の筋力を発揮し、全力で強度の運動をするのが条件です。ダッシュなら猛ダッシュ、腕立てなら高速反復ですね。 これは前号に掲載したスロトレと原理は同様で、等尺性運動に等張性運動を組み合わせて加圧トレーニングのような条件を作りだしています。さらにいわゆるインターバルトレーニングのやり方を組み合わせることにより、充分な加圧状態を何度も繰り返し再現できるようにしてあるところがポイントです。以前取り上げたロングブレスとも似ていますね。NHK「あさイチ」でもとりあげられていました。世界のアスリートに認められており、日本より世界で有名だそうです。色々な方法の長所を組み合わせてしかも実施しやすくできており、確かにすごい方法です。発声フィジ・エクセにも取り入れたいものです。 |
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2015 04,20 06:05 |
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◆発声&運動トレーニングトピックス◆ vol.006 2015.04.20号より
☆発声や運動トレーニングに関する最新の知見や気になるトピックスをご紹介します☆ 「歌唱者の音声障害に対する音声治療の効果」 金子真美、平野 滋、楯谷一郎 ほか リンク→ 音声言語医学 55巻 3号、2014、p201-208 声帯結節などのため音声障害を生じたプロまたはアマチュアの歌唱者9例にチューブ発声法・発声機能エクセサイズ・レゾナント発声療法などの発声訓練を行った結果、個人差があるものの全例で改善が認められたという報告。歌唱者に対する発声訓練の報告は少ないが、一定の効果が期待できることがわかったと著者らは結んでいます。 今回使われているチューブ発声法・発声機能エクセサイズ・レゾナント発声療法はいずれも口腔前部の共鳴を意識させる発声方法です。 それにより喉頭の過緊張を軽減させようという意図での適用ですね。他の方法との比較もできれば知りたいところです。所要期間は2〜9ヶ月とのことで、どうしてもこのぐらい時間がかかってしまうのはやむを得ないでしょう。歌唱者への発声訓練の研究報告が少ないのは手っ取り早い手術に頼る人が多いせいかも知れません。 |
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2015 04,06 05:59 |
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◆発声&運動トレーニングトピックス◆ vol.005 2015.04.06号より
☆発声や運動トレーニングに関する最新の知見や気になるトピックスをご紹介します☆ 「堀江貴文のQ&A vol.403〜走ると太る!?〜」 リンク→ http://www.youtube.com/watch?v=EBk8FC2c2dY 少し前からメディアでよく取り上げられている吉川メソッドの吉川朋孝さんの登場するインパクトのある動画です。衝撃的な見出しですが、太るといっても実は走って遅筋を鍛えても普段の基礎代謝で脂肪燃焼させるような体にはなりにくいよ、ということで、別に走ると脂肪がつくとかそういう話ではありません。ちなみに吉川メソッドは、解剖に基づいて補助筋や協働筋を使わず、目標の筋肉だけを使わないとできないトレーニングメニューで運動させる方法体系のようです。 吉川さんのセンセーショナルな物言いとかマスコミ向けの派手なパフォーマンスとか値段の高さとか、そのあたりが気にかかる人も多いみたいですね。ダイエット方法としてはよくわかりませんが、トレーニングの理論は一応納得できるものです。 |
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2015 04,06 05:58 |
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◆発声&運動トレーニングトピックス◆ vol.005 2015.04.06号より
☆発声や運動トレーニングに関する最新の知見や気になるトピックスをご紹介します☆ 「The Effects of Emotional Expression on Vibrato」 Christopher Dromey, Sharee O. Holmes, J. Arden Hopkin, ほか journal of voice Vol 29. Issue 2, 2015, p170–181 リンク→ http://www.jvoice.org/article/S0892-1997(14)00126-X/abstract 10人の大学院生歌手を対象に感動的な歌ではビブラートがより顕著になるか周波数や強さなどの音響的特徴を調べた研究です。結果、感動的な歌のビブラートは単なる母音発声のビブラートよりは顕著だったものの、中間的な歌との比較ではあまりはっきりしなかったとのことでした。 ここは微妙ですね。ビブラートを無意識にやっている歌手もいるでしょうが、基本的には歌を聴かせるためのテクニックのひとつですから、充分計算して歌うタイプの歌手なら感情に任せてビブラートを出すようなことはしないかもしれません。本人の意図と実際の歌との整合性まで調べるともっと深い研究になりそうです。 |
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2015 04,06 05:58 |
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◆発声&運動トレーニングトピックス◆ vol.005 2015.04.06号より
☆発声や運動トレーニングに関する最新の知見や気になるトピックスをご紹介します☆ 「Prevalence of Hoarseness in School-aged Children」 Emma Kallvik, Elisabeth Lindström, Sofia Holmqvist, ほか journal of voice Vol 29. Issue 2, 2015, p1–19 リンク→ http://www.jvoice.org/article/S0892-1997(14)00124-6/abstract 217人の6〜10歳の児童で嗄声の有病率と背景因子を調査した研究です。結果、女児の7.8%、男児の15.8%に嗄声がみられ、女児は幼児期から習慣的に声をよく使っている場合、男児は兄弟の末っ子である場合に嗄声の率が高かったとのことでした。 著者らはもっと学童の嗄声に注目し背景を検討すべきと結んでいますが、原因については特に触れていません。末っ子の男の子に嗄声が多いのは、兄弟の中で大きな声を出したりして積極的に自己主張しないといけない立場だからでしょうか。女の子の場合がよくしゃべるかどうかだけが重要で兄弟の有無は関係ない、というのと比べると対照的です。男女で違いがあるというのは面白いですね。 |
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2015 03,16 06:20 |
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◆発声&運動トレーニングトピックス◆ vol.004 2015.03.16号より
☆発声や運動トレーニングに関する最新の知見や気になるトピックスをご紹介します☆
週刊朝日 2014年5月9・16日号抜粋
今回も少し前の記事ですが載せておきます。筋力アップをしたいなら筋肉に力を入れ続けながらゆっくりと動かすだけで充分効果的、という記事です。
これは東京大学運動科学の石井直方先生の「スロトレ」と同じ原理に基づいたもので、力を入れることで筋肉の中の血流を制限し酸素不足の状態にして少ない運動で筋疲労状態に持って行こうというものです。
こうすれば筋肉に負担の大きいトレーニングを無理して行って痛めてしまったりなどの危険を防止できるというわけですね。石井先生の本は当サイトの参考文献にも載せてあります。
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2015 03,16 06:07 |
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◆発声&運動トレーニングトピックス◆ vol.004 2015.03.16号より
☆発声や運動トレーニングに関する最新の知見や気になるトピックスをご紹介します☆
折舘 伸彦 ほか「推奨版VHIおよびV-RQOL作成と質問紙のアンケート調査─多施設共同研究─」
音声言語医学 Vol. 55(2014) No. 4 p.284-290
VHIもV-RQOLも耳鼻科などで使う声に関する問診票みたいなものですが、単に声がどんな状態かを聞くだけでなく、どんな場面で困るか、どう思うか、どんな不利益があるかなど、心理面や社会面・生活面に重点をおいて訊く形式になっています。この論文ではこれらを普及させるために使いやすくしたものを提案しています。
今までは声の聞こえ方だけが重視されがちでしたが、これからは本人の気持ちや実際の行動や生活の変化、つまり本人の満足度が声の問題の解決に最も大切、という考え方になっていくでしょう。発声トレーニングも全く同じです。
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2015 03,16 06:04 |
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◆発声&運動トレーニングトピックス◆ vol.004 2015.03.16号より
☆発声や運動トレーニングに関する最新の知見や気になるトピックスをご紹介します☆
Susanna S ほか「Gender Differences in the Prevalence of Vocal Symptoms in Smokers」 J of Voice. Accepted: November 25, 2014; Online: February 28, 2015
男女1,728名に喫煙と声の状態のアンケートを取ったところ、男性は喫煙の有無で差はなかったが、女性は喫煙者で声に問題がある人が多かったという研究です。
おそらく女性の声帯は生理学的にタバコの煙に弱いためではないかと結ばれていますが、女性の方がお話好きな方が多いとすると、喫煙で喉頭粘膜が乾燥した状態で声帯を酷使したのが原因、というのが案外真相かもしれません。
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2015 03,02 06:40 |
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◆発声&運動トレーニングトピックス◆ vol.001 2015.03.02号より
☆発声や運動トレーニングに関する最新の知見や気になるトピックスをご紹介します☆ リンク→ http://www.nict.go.jp/press/2014/01/27-1.html 一年ほど前のプレスリリースですが、面白い話なので載せておきます。独立行政法人 情報通信研究機構によると、同レベルの初心者の運動の様子を触覚で感じつつ練習すると、一人で練習する場合に比べて、効果的に運動学習が進むことがわかった、とのこと。しかも相手が自分より下手でもペアの方が自分の成績は上がるそうです。まだ理由は解明されていないそうですが、とすると発声トレーニングも誰かとペアになって喉や呼吸筋に触りながら練習すると、一人でやるより上達するのかもしれませんね。 |
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2015 03,02 06:35 |
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◆発声&運動トレーニングトピックス◆ vol.003 2015.03.02号より
☆発声や運動トレーニングに関する最新の知見や気になるトピックスをご紹介します☆
Meng Jiang ほか「The Effect of Sound Intensity on Velopharyngeal Function in Normal Individuals」
ーJournal of Voice : 2015 Vol. 29, Issue 1, Pages 44–52
日本語の大体の発音を出す時には軟口蓋という上あごの後ろ半分にある軟らかい部分が上にあがって鼻へ過剰に息が抜けないようにしているのですが、この軟口蓋が長くて鼻腔と口腔を分けて閉鎖する能力が高い人は声が大きかったという研究。理由は謎ですが、声が鼻に抜けると音響的に分散するので小さく聴こえるということならありそうです。鼻咽腔閉鎖力を鍛えるには強く吹く練習が一般的ですから、発声フィジ・エクセの負荷ブローイングがちょうど当てはまります。負荷ブローイングは声量増加のエクセサイズですから本当にそうなら理にかなっていますね。
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2015 03,02 06:30 |
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◆発声&運動トレーニングトピックス◆ vol.003 2015.03.02号より
☆発声や運動トレーニングに関する最新の知見や気になるトピックスをご紹介します☆
Mara R. Kapsner-Smith ほか「A Randomized Controlled Trial of Two Semi-Occluded Vocal Tract Voice Therapy Protocols」
ーJournal of Speech, Language, and Hearing Research : February 11, 2015.
長い管をくわえながら発声させると声が良くなるというチューブ発声法と、割とよく使われる発声機能エクセサイズ vocal function exercise を群比較して効果の差を調査した研究。結果、チューブ発声法は特に劣った成績ではなかったというもの。なかなか効果研究の報告がなく今ひとつ広まらないチューブ発声法ですが、おそらく良くなる仕組みがはっきりしていないことがマイナーな原因のひとつでしょう。イメージトレーニングの一種のような気もしますが、方法としては簡便なので、これで少しやってみようという人が増えるかもしれません。
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2015 02,16 06:50 |
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◆発声&運動トレーニングトピックス◆ vol. 002 2015.02.16号より
☆発声や運動トレーニングに関する最新の知見や気になるトピックスをご紹介します☆ ークロワッサン 2015年1月号 リンク → http://magazineworld.jp/croissant/croissant-892/ → http://longbreath.jp/about_longbreath → http://www.youtube.com/watch?v=hxT7jidev8g ロングブレスはひところ一世を風靡してその後賛否両論あるようですが、ダイエット方法としてはともかく、呼気筋トレーニングとしてはなかなか良いと思います。これのポイントはとにかく思いっきり力を入れながら息を吐くところで、もう吐けないと思ってからもう二押しぐらい力を入れるというのがいいですね。最大筋力での等張性運動に等尺性運動を組み合わせていることになるので、筋トレとしてはなかなか効果的です。回数も適切ですしお手軽ですので、声量のトレーニングとしてはお薦めです。痩せるかどうかまではわかりませんが…。 |
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2015 02,16 06:45 |
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◆発声&運動トレーニングトピックス◆ vol. 002 2015.02.16号より
☆発声や運動トレーニングに関する最新の知見や気になるトピックスをご紹介します☆ ー2015年1月3日(土)配信 マイナビウーマン リンク→ http://woman.mynavi.jp/article/150103-67/ 筋トレは回復を考慮してやりましょうという記事。やればやるほどいいというわけではないのです。 つまり疲労を残したままトレーニングしても筋トレの効果は不充分であり、次のトレーニングは回復がピークに達する頃に行うのが最も効果的という、いわゆる超回復の理論に基づいた話で、ピークに至るまでがおよそ48時間〜なので毎日やらない方がいいということです。 実は発声フィジ・エクセのサイトにも既に同じ内容の記述があります。発声トレーニングも筋トレの一種ですから同じことが言えるわけですね。 リンク → http://physiexvoice.client.jp/kaisetsu22.html ただしこれは栄養状態によって変わりますのでご注意。回復を助ける栄養素を多くとっていればもっと早いサイクルでトレーニングを行っても大丈夫です。 |
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2015 02,16 06:40 |
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◆発声&運動トレーニングトピックス◆ vol. 002 2015.02.16号より
☆発声や運動トレーニングに関する最新の知見や気になるトピックスをご紹介します☆ Watts CR ほか「The Effect of Stretch-and-Flow Voice Therapy on Measures of Vocal Function and Handicap」 ーJournal of Voice : 2014 Oct 11. リンク→ http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25311595 ストレッチ&フロー発声療法というのは、日本ではほとんど知られていませんが、StoneとCasteelが推奨した、5段階のシチュエーションの異なるステップを使って適切な息の使い方を学習させ発声の問題を改善させようという発声訓練法です。今回はこれを少数例ながら週一回6週間行ったら発声機能にも社会的な不利益にも変化がみられたという報告です。大規模調査の前の予備的報告のようですが、考え方は発声フィジ・エクセとも共通しますので、大規模調査の報告が待たれますね。 |
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2015 01,31 08:32 |
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◆発声&運動トレーニングトピックス◆ vol.001 2015.02.02号より リンク→ http://www.jvoice.org/article/S0892-1997(14)00125-8/abstract
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2015 01,31 08:26 |
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◆発声&運動トレーニングトピックス◆ vol.001 2015.02.02号より リンク→ http://www.jstage.jst.go.jp/article/jjlp/55/3/55_195/_article/-char/ja/ カラオケ後に声帯がどうなっているか、水分を補給したら違いがないか調査した論文。で、思ったより声帯は変化してなくて、水分も取った人の方がやや枯れなかったが、さほど差はなかったというちょっと残念な結果。カラオケ翌日に声が枯れてしまった経験は多くの人があるでしょうが、これはお酒が入ったり大音量下で喋ったりして喉に負担をかけていることが加わっているからで、純粋に歌だけだとそうでもないということでしょう。もちろん実験と実際場面では歌への気合いの入り方が違うという無意識下の条件差もありえます。 |
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2015 01,31 08:21 |
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◆発声&運動トレーニングトピックス◆ vol.001 2015.02.02号より ー2014年11月18日放送 NHKあさイチ「代謝アップ&息切れ改善」 横隔膜は腹式呼吸を行う際に主に働く筋肉。これが有効に使えれば呼吸だけでなく腹式発声にも繋がるので発声にとても有利なのは間違いありません。ただ実際に使えるようにするのはなかなか難しく、特に高齢者にはハードルが高いですね。番組で紹介していたストレッチも番組内でちょっと厳しいといっていました。難しいときにはということで、代わりの呼吸法も同じ番組内で紹介していましたが、実はこれもちょっと高齢者には難易度高めでした。興味のある方はリンク先をご覧ください。 |
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