「The Effects of Emotional Expression on Vibrato」
Christopher Dromey, Sharee O. Holmes, J. Arden Hopkin, ほか
journal of voice Vol 29. Issue 2, 2015, p170–181
「Prevalence of Hoarseness in School-aged Children」
Emma Kallvik, Elisabeth Lindström, Sofia Holmqvist, ほか
journal of voice Vol 29. Issue 2, 2015, p1–19
長い管をくわえながら発声させると声が良くなるというチューブ発声法と、割とよく使われる発声機能エクセサイズ vocal function exercise を群比較して効果の差を調査した研究。結果、チューブ発声法は特に劣った成績ではなかったというもの。なかなか効果研究の報告がなく今ひとつ広まらないチューブ発声法ですが、おそらく良くなる仕組みがはっきりしていないことがマイナーな原因のひとつでしょう。イメージトレーニングの一種のような気もしますが、方法としては簡便なので、これで少しやってみようという人が増えるかもしれません。